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輪島塗
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優美を極める暮らしの中の芸術。

大陸の人々が能登を『倭島(わのしま)』と呼んだことが輪島の語源と言われています。輪島塗最大の特徴は、その優美な美しさと丈夫さにあります。丹念に漆を塗り重ねて下地を固めていくなど、百以上もの行程を経て作り上げられます。日常漆器で最も古いとされている根来塗との共通点が多く、この技法が輪島古来の漆技に加味されて今日に至ったと考えられています。

輪島塗
輪島塗

奈良朝~平安朝(約1000年前)に能登半島の文化は大陸人の渡来によって開かれたとされ、輪島の漆器もその頃が起源だと言われています。
室町期(約600年前)にいたって、紀州根来寺から伝えられた漆技を取り入れて輪島独特の塗り方が生まれ、神具、仏具、椀等の制作から次第に民間用の漆器づくりにまで及ぶようになりました。
寛文年間(1661~1673)に輪島の地で珪藻土の一種の黄土が発見され、これを加工したものを「地の粉」と称して下地漆に調合し、堅牢な漆器の制作に成功。この堅牢性に優れた輪島塗は評判となり、地方の特産産業として大きく発展しました。その間、漆器の形状や意匠に改善工夫が重ねられ、加飾技法として沈金技術の開発や、蒔絵技術を導入。輪島塗漆器は華麗な文様に飾られるようになりました。昭和52年3月にはこの技術が国の重要無形文化財に指定されています。

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